2014年8月27日水曜日

ピーマン農家が伝授、一目で分かる美味しいピーマンの見分け方

ピーマン農家が伝授、一目で分かる美味しいピーマンの見分け方
先日の「ジョブチューン★日本の超一流農家が大集結!!農業SP★野菜&果物の常識が覆る!!」で放送されていた、「ピーマン農家が伝授、一目で分かる美味しいピーマンの見分け方」「ピーマンの美味しい食べ方」などを紹介します。

子どもが嫌いな野菜第一位、ピーマン。
その理由は独特の苦味です。

原夫妻(原秀吉、範子)はピーマンの生産量日本一を誇る茨城県神栖市で、40年間に渡り試行錯誤を重ね、子どもたちが食べられる苦くない美味しいピーマンを作ることに成功。
夫婦二人三脚で作ったピーマンは数多くのメディアで取り上げられています。
苦くないピーマンを作り方とは
苦くないピーマンを作り方とは
子どもが食べやすい苦くないピーマンにするために、太陽光を調節するように遮光ネットをしているそうです。ピーマンはちょうど良い量の日光を浴びると苦くなりません。
直射日光などで緑が濃くなったピーマンは苦くなってしまいます。
本当に美味しいピーマンは薄緑の若竹色をしています。
最も美味しい状態のピーマンは色が真っ赤
最も美味しい状態のピーマンは色が真っ赤
ピーマンの緑は未熟な状態で、完熟すると真っ赤になります。
緑のピーマンが約2ヶ月すると完熟して赤いピーマンになります。赤くなったら5日ぐらいで柔らかくなって美味しくなくなってしまうので、流通に向かないためスーパーなどで見かけることがありません。

完熟した赤いピーマンは糖度は8度でイチゴと同じくらいで、甘くてフルーツのような味がします。
栄養価も高く、ビタミンCが緑のピーマンの約2倍、レモンの1.5倍以上ある贅沢品です。

赤ピーマンの一番美味しい食べ方は、甘さを感じてもらいたいので、そのまま丸かじりで食べるのがオススメです。
一般的なピーマンの美味しい食べ方
焼くと甘みが出てくるので、そのまま斬らないで丸焼きでそのまま食べるのが一番!
かつお節かけてお醤油かけて種ごと食べる「ピーマンの丸焼き」がオススメ。

本当は炭火焼きが一番美味しいが、ガスがあったら網で焼きます。
バーベキューではよく切って焼かれているが、切らずにまるごと焼いたほうが良いです。
ピーマンの美味しい食べ方
美味しいピーマンの見分け方
普通のピーマンはヘタの所が五角形ですが、栄養状態が良いと六角形になります。
栄養状態が良くて健康な状態だと花びらが6枚になります。花びらの数がそのままヘタの多角形の数になるので、六角形のヘタの方が美味しい証拠になります。
美味しいピーマンの見分け方
まとめると・・・
  • 色は薄緑の若竹色
  • ヘタの所が五角形
これなら初心者でも簡単に見分けることができそうです。スーパーでピーマンを買う時は色とヘタに注目してみましょう。
子どもが嫌いな野菜ランキング
ちなみに、番組ではピーマンが1位でしたが、これは2011年オイシックス株式会社調べによるものでした。
調べてみると、出典元によってけっこう違いがあるものの、ピーマンは安定的に上位にランクインしているようです。

タキイ種苗 2014年調査「子どもが嫌いな野菜」
1位 ゴーヤ
2位 ピーマン
3位 トマト
4位 なす
5位 セロリ

カゴメ 2011年調査「子どもが食べてくれない野菜」
1位 なす
2位 ピーマン
2位 しいたけ
4位 水菜
5位 オクラ

バンダイ 2010年調査「お子様の嫌いな野菜は何ですか?」
1位 ピーマン
2位 トマト
3位 なす
4位 きのこ類
5位 ネギ

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